夢を抱いてやってきたミャンマーの若者たち ~入国後講習に潜入取材~Part2
更新日:7月8日
こんにちは!テクノスマイル 広報です。
今回、テクノスマイルグループである(株)POHが運営する研修施設「東海研修所安城」に潜入・密着インタビューをしました。
そこでは、日本へ夢や希望をもって入国した海外の若者が、日本での生活に困らないよう、日本語や日本のルールやマナーを学ぶため、約1ヶ月間、生活をしています。
今回は、ミャンマーから来た若者に、これからの日本での生活について様々な質問をしてきました。
彼らの夢に溢れたインタビューをご紹介します。
スワンテッアウンさん(写真中央)
–ずっと日本で働き、日本人になるのが夢-
アニメ(ワンピース・ナルト・進撃の巨人)が好きで日本にやってきたスワンテッアウンさん。
日本人はすごくまじめで厳しい印象を持った。
約一ヶ月間の研修所での生活を通して、研修所内の厳しいルールがより一層、そう感じたのかもしれない。
ミャンマーではバイクで旅行をするのが好きだったそうで、これから富士山や京都等たくさんの場所に行ってみたいとのこと。
日本ならではの文化に触れ、ミャンマーにはない日本の四季を感じてもらいたい。
スワンテッアウンさんは将来、日本で働き続け、永住権を取得するという形で日本人になるのが夢。
日本をもっと好きになってもらい、ぜひ日本人になる目標を叶えてもらいたい。
タンジトンさん (写真左)
-夢はお寿司屋さん、そしてミュージシャンにもなりたい-
タンジトンさんは、お寿司屋さんで働き、ミュージシャンになりたいという夢を持ち、日本へやってきた。
ミャンマーは戦争があり危険で、仕事も少ないのだそう。
初めて日本に来て、スワンテッアウンさんと同じように、日本人は真面目で厳しい印象を持ったとのこと。
ただ、「厳しいからこそいい国になっているのでは?」とも話してくれた。
タンジトンさんはお料理が大好きで、日本食の中ではお寿司が大好きとのこと。
将来お寿司屋さんで板前になるのが夢。
日本の食文化・ポップカルチャーに影響を受けたアジアの二刀流の活躍に期待が尽きない。
チョージンリンさん (写真右)
- 日本でミャンマー料理店を開きたい -
チョージンリンさんは、経済的に豊かで、技術や文化が魅力的だから日本に来たと、日本の魅力を語ってくれた。
日本人の印象としては、真面目で厳しく、そして笑顔がとてもハンサム。
そう語る彼もグッドスマイル。
将来は、日本でミャンマーの料理店を開くのが夢。
日本に来る前、よく料理を作って家族に振舞っていたそう。
特にミャンマーの伝統料理で「モヒンガー」という、ナマズのお出汁がベースのスープに米粉麺を入れた、日本でいうラーメンのようなお料理が大好評だったそう。
また、研修所でも料理係を努めていて、チョージンリンさんの作る料理は研修所のみんなに大人気。
そんなおいしいお料理、ぜひ食べてみたい。
将来は、そんな素敵な笑顔の料理人になる姿が目に浮かぶ。
日本に来た理由は様々ですが、3人とも素敵な笑顔でユーモアに溢れ、目をキラキラと輝かせて、将来について話してくれたことがとても印象的でした。
約1ヶ月間の研修を経て、日本語の上達はもとよりこれからの日本の生活に少しでも役に立つことを学べたのではないでしょうか。
彼らの未来が輝かしいものになることを願い、そして、いつか3人の見る夢が叶えられるよう、陰ながら応援しています。