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ミャンマーについてもっと知ろう② ~ミャンマーの親日性の背景とは~ 

更新日:2月1日





1)歴史的背景 ~ビルマのたてごとから開発支援まで~

ミャンマーがイギリスの植民地であった第二次世界大戦中、日本は、ミャンマーが独立するための援助や協力を行ったことにより、インドネシアやフィリピンなどと同様に、戦後もなおその友好的なイメージが残りました。

また、戦後も日本はミャンマーに対して経済的な協力や開発支援を行ってきました。

ミャンマーに対して多くの開発プロジェクトを実施し、インフラの整備や教育、医療などに貢献しています。

これらによって、ミャンマー国民は日本を信頼し、親しみを持つようになったとされています。



2)仏教の信仰、伝統的な価値観 ~日本の国民性との親和性~

ミャンマーは、国民の約9割が仏教徒です。

日本で信仰されている仏教のほとんどが大乗仏教(お釈迦様の教えを広く大衆に広め、すべての人々を救うことを目指す)であるのに対し、ミャンマーは上座部仏教(戒律を厳格に守り自己の悟りを得ることを目指す)を熱心に信仰しています。

瞑想や参拝を日常的に行う方が多いのが上座部仏教の特徴です。


ミャンマー人は仏教の教えから、目上の人を敬う、約束をしっかり守る、思いやりの心で人に接するなど、日本人に近い価値観を持っていると言われています。

素直で真面目、控えめな性格の方が多いのも特徴で、自己主張が少ない日本人とは相性が良いとされています。



3)日本文化への興味

ミャンマーの若者世代は、日本の文化やエンターテイメントに興味を持つ方が多く、日本のアニメや漫画はミャンマーでも人気があります(ワンピース・ナルト・進撃の巨人など)。

また、日本製の家電や車も、質が良く丈夫で⾧持ちと評価が高く、新品のみならずリユース製品も大変親しまれています。


ミャンマーの街中では、日本メーカーの車はもちろん、恐らく以前は日本で使われていたであろう日本語が書かれたバスやトラックも沢山見ることができます。

最近では韓国のエンターテイメントや韓国製品への注目度が高く、韓国ドラマやアイドル、コスメに興味を持つ若者も増えていますが、日本ブランド力もまだまだ高い傾向にあるようです。



4)日本への留学や就労を希望するミャンマー人の増加 ~経済的混乱と日本での就労志向~

ミャンマーでは現在も情勢不安が続いており、国を出て海外で働きたいと願う若者が増えています。

昨年の7月2日に実施された日本語能力試験(JLPT)ではミャンマーの応募者数が10万人を超えていて、前回2022年12月の応募者数(5万人超)と比較すると約2倍に急増しています。


2021年のクーデター以降、教育現場では多くの教員が辞職したことや大学を中退する若者が増加したことにより高等教育が受けられない若者が増え、就職事情も悪化しています。

新型コロナウイルスの収束も追い風となり、日本を目指す若者が急増しています。




国内の情勢が不安定なミャンマーでは、日本への留学や就労を希望する方が増加しています。

ミャンマーを理解することは、ミャンマーの方々が安心して学び働く環境を提供することに繋がるのかもしれません。

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