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- 3名のインドネシア介護技能実習生たちが挑む! - 介護職員初任者研修 -
こんにちは!テクノスマイル広報です。 今回は、介護職員初任者研修1期生であるインドネシアの介護技能実習生の皆さんが、(株)POH 北九州研修所で介護実習に励む様子を見学してきました。 その中から、介護現場で欠かせない「移乗介助」の実習風景をご紹介いたします。 < 左:デアさん 中央:アンギタさん 右:デウィさん > - 移乗介助とは 介護現場で欠かせない移乗介助。 移乗介助とは、介護者が利用者を補助し、ベッドから車椅子などへ安全に移す動作で、介護現場において必須とされる重要なスキルのひとつとされています。 また移乗介助は、介護者と利用者の双方に大きな身体的負担がかかる場面でもあります。 そのため、安全性を確保し、負担を軽減するためには正しい姿勢や支え方を身につけることが欠かせません。 - 移乗介助の模範演技 まず、柴田講師が実際の動きを見せながら、移乗介助のポイントを一つ一つ丁寧に説明しました。 その後、実習生たちは介護者役と利用者役に分かれ、交代で練習を進めていきます。 この日の実技練習では、左半身麻痺の利用者を想定した介護動作が行われました。 - 基本動作 1.利用者の姿勢を整える 利用者の右側(麻痺がない側)に車椅子を設置し、ベッドの縁に腰掛けた状態から開始します。 前かがみの姿勢を取っていただきながら、右足を車椅子の前に少し出してもらうよう声をかけます。 2.立ち上がりのサポート ベッドの柵に右手を掛けてもらい、「せーの」などと声をかけながら立ち上がりの動作をサポートします。 立ち上がった直後に腰を支えて、安全を確保します。 3.車椅子に座る 利用者に右の踵を車椅子に向けるようお願いし、その後、介護者の正面を向く姿勢へと誘導します。 その姿勢を維持しながら、ゆっくり車椅子に座ってもらいます。 < 講師による模範演技 > - 移乗介助の実技練習 実技練習を始めて間もなく、柴田先生からアドバイスがありました。 「動作を始めるときは、必ず利用者さんに前もって声を掛けることを忘れないでね。 利用者さんに安心してもらうために、とても大切なことです。」 「前かがみに座ってくださいね。ゆっくり立ち上がりましょう。いち、にの、さん、腰を寄せますね。」 「右足を出してください。踵を後ろに向けられますか?左足を寄せますね。はい、ゆっくり座りましょう。」 柴田講師の模範演技を確認した後、実習生たちは介護者役と利用者役に分かれ、声をかけながら練習を繰り返していきます。 「柴田先生の模範演技では簡単そうに見えたのに、実際にやってみるとすごく難しいです」と実習生の皆さん。 利用者さんに声をかけながら、流れるような動作でタイミングに合わせた動きをするのは、模範演技を見ているだけでは分からない難しさがあるようです。 < 練習の様子 > - ボディメカニクスを意識した動き 講習の中で特に強調されたのは、介護者と利用者の双方にかかる身体的負担を最小限に抑えるために活用される「ボディメカニクス」の原則です。 「立ち上がった後、足首から膝までしっかり利用者さんの左足に自分の足をくっつけると、力を入れずに麻痺した左足を右足に寄せられますよ」と柴田講師は説明します。 利用者の身体の重心を意識することで、より安全でスムーズな移乗介助が可能になるそうです。 実習の終盤には、実習生たちの動きが目に見えてスムーズになり、表情にも自信が現れてきました。 「動作の前にしっかりと声かけをすると、利用者さんが安心してくれることが良く分かりました」と感想を語る実習生も。 また、実習生同士で「今の動き、良かったよ」「次はもっとスムーズにできると思う」と声をかけ合いながら、互いに成長を助け合う姿がとても印象的でした。 <ボディメカニクスを活用した動作> - 「ボディメカニクス」8原則 1.支持基底面積を広く取り、重心を低くする 2.介護者と利用者双方の重心を近づける 3.大きな筋群(腹筋、背筋、大腿筋など)を使い水平に移動させる 4.利用者の身体を小さくまとめる 5.前方に「押す」よりも手前に「引く」ようにする 6.介護者の重心移動で利用者を動かす 7.足先は体を動かす方向に向け、身体の前屈やひねりを少なくする 8.肘や膝の位置を工夫して、てこの原理を応用する - 介護職員初任者研修 修了試験に合格! すべてのカリキュラムを終えた実習生の皆さんは、後日、介護職員初任者研修の修了試験に臨みました。 そして嬉しいことに、全員が無事合格されたそうです! これまで積み重ねてきた努力がしっかりと結果につながり、一人ひとりの頑張りが実を結びました。 <修了式の様子> <修了証を手に柴田講師と> 修了試験合格、おめでとうございます! これからの介護現場でのご活躍を、心から応援しています。 テクノスマイルでは、「人と企業を笑顔でつなぐ」をコンセプトに、ものづくりからサービス業まで、海外人材の育成と日本企業への橋渡し及びサポート事業に取り組んでいます。 詳しくはこちらをご覧ください。 (株)POH 日本語のできる海外人材の育成・海外人材の活用をご提案 https://www.poh.co.jp/ (株)テクノスマイル 事業内容のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/introduction グローバル人材事業のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/support 具体的なお問い合わせはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 介護福祉士合格 -異国の風が運んだ夢- https://www.technosmile.co.jp/post/care-worker-passed 介護福祉士を志し、日本で未来を切り拓くミャンマーの若者たち https://www.technosmile.co.jp/post/myanmar-care-worker 外国人と働く上で知っておきたい宗教の多様性 “イスラム教の食事への配慮” https://www.technosmile.co.jp/post/islamic_dietary_considerations アジア最大9か国の海外人材が集積<入国後講習とは?>~入国後講習に潜入取材~Part1 https://www.technosmile.co.jp/post/postarrivaltraining01 日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選 https://www.technosmile.co.jp/post/mystery_of_japan
- 外免切替試験に挑戦中! - インド人技能実習生インタビュー -
こんにちは!テクノスマイル広報です。 外国人が日本で車の運転をするために必要な「外国免許切替試験(外免切替)」。 テクノスマイルでは、外国人が日本の道路で運転するために必要な外免切替のサポートを行っています。 今回は、外免切替試験合格を目指して練習に励む、インド出身の技能実習生であるイーサンさんの練習に同行し、お話を聞かせてもらうことができました。 イーサンさんが外免切替に込めた想いを是非ご覧ください。 < イーサンさん > - まずは自己紹介をお願いします。 はじめまして、イーサンと言います。 27歳、インドのタミルナードゥ州の出身です。 専門学校と大学では自動車工学を学びました。 子供のころから車が大好きで、運転を趣味にしています。 日本に来て初めて運転が出来るということで、今日の練習をとても楽しみにしていました。 本日はよろしくお願いいたします。 - 日本語がお上手ですね。日本に来る前、日本語はどれくらい練習しましたか。 インドにいたころ、朝6時30分からオンラインで日本語を勉強してから仕事に行くという生活をおよそ8か月ほど続けていました。 仕事と勉強の両立は大変でしたが、「日本で働きたい」という目標があったので頑張れました。 N4を取得する際は「 カンナが行く! 」という教材を使って勉強し、試験に無事合格できました。 現在はN3取得に向けてさらに勉強を頑張っています。 アニメーション動画で日本語を学ぶ日本語学習スタイルは自分に合っているようで、「 カンナが行く! 」と似た教材を探して、他の日本語学習動画も見ながら日々勉強を続けています。 日本語の案内板やインタビュアーとの雑談で分からない単語があれば、その場ですぐに意味を聞いたりスマートフォンで調べたりするイーサンさん。 前向きに学ぶ姿勢には感心させられるものがあります。 - 外免切替取得を目指したきっかけを教えてください。 もともと運転が好きで、インドではよく車を運転していました。 今回、テクノスマイルで外免切替のサポートを受けられると知り、自分の可能性を広げるチャンスだと思い挑戦することを決めました。 これからも日本で暮らし続けたいと考えているので、日本の運転免許を取得することは自分にとって、とても重要だと感じています。 < 運転前のイーサンさん > - 運転練習お疲れ様でした。運転する中でインドと日本の違いは感じましたか。 インドにも日本と同じように「一時停止」や「車間距離」といったルールはあるのですが、日本ではほとんどの人がこれらのルールを守るのに対し、インドでは守る人があまり多くない印象です。 印象に残った違いは「フリーレフト」です。 インドでは、信号が赤でも左折することができるフリーレフトというルールがあります。 日本では原則、信号が青にならないと左折できないのでインドの交通ルールとは大きな違いかもしれません。 試験場のコースで練習に励むイーサンさん。 慣れない車や隣に座るインストラクターの日本語による指示にも動じることなく、回を重ねるごとに修正点を吸収していく姿には、頼もしさすら感じます。 - 練習中に気をつけていることはありますか。 細かな安全確認動作を怠らないように気をつけています。 ルールを守ることはとても大事なことです。 しっかりと守って安全運転に努めたいと思っています。 他には、カーブを曲がるときの速度調整、左折時の巻き込み確認、信号での停車位置にも注意しています。 繰り返し練習することで体に覚えさせようと思います。 < 練習中の様子 > - 外免切替試験に合格後、やりたいことはありますか。 友人たちと「合格したら遠出しようね」と話をしています。 まずは、車で遠くまで出かけてみたいです。 また免許を取ることで、仕事の幅も広がると思います。 自分の可能性を広げるためにも合格に向けてしっかり練習を頑張りたいです。 - 外免切替を目指している方へメッセージをお願いします。 インドよりも日本で免許を取得する方が難しいと感じています。 でも、この厳しさはすべて安全のためだと思います。 自分自身の安全、そして周りの人々の安全を守るためには、ルールをしっかりと守ることが大切です。 それはインドでも日本でも同じです。 日本人は非常に能力が高く、海外で活躍する人も沢山いて、何でもできる素晴らしい人々だと思っています。 これからもインド人が日本で活躍できる機会を沢山作ってもらえることを願っています。 日本人もインド人もお互いに協力し合い、新しい可能性を広げられる未来を共に築いていきたいですね。 技能実習生としての経験を重ねながら、日本で新たなチャレンジをし続けるイーサンさん。 外免切替取得に向けて努力を続ける姿は、他の実習生の皆さんにとっても大きな励みになりますね。 テクノスマイルでは、「人と企業を笑顔でつなぐ」をコンセプトに、ものづくりからサービス業まで、海外人材の育成と日本企業への橋渡し及びサポート事業に取り組んでいます。 詳しくはこちらをご覧ください。 テクノスマイルインディア テクノスマイル直営のインド送り出し機関 https://www.technosmile.co.in/ 「カンナが行く!」 隙間時間に楽しく学習、N4、N3、N2の資格が取れる日本語学習アニメーション https://j-hol.com/ (株)POH 日本語のできる海外人材の育成・海外人材の活用をご提案 https://www.poh.co.jp/ (株)テクノスマイル 事業内容のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/introduction グローバル人材事業のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/support 具体的なお問い合わせはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 夢と日本への期待を胸に、インド人が描く挑戦と未来への道 https://www.technosmile.co.jp/post/technosmile-india-private-limited 日本を舞台に挑む、熱い志を持つ若きインドの青年 https://www.technosmile.co.jp/post/indian_youth_with_ambition 世界が注目するインド製造業の中枢 ~タミルナードゥ州の知っておきたい5つの魅力~ https://www.technosmile.co.jp/post/indianmanufacturingindustry 日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選 https://www.technosmile.co.jp/post/mystery_of_japan アジア最大9か国の海外人材が集積<入国後講習とは?>~入国後講習に潜入取材~Part1 https://www.technosmile.co.jp/post/postarrivaltraining01
- 【介護講師インタビュー】介護の現場で生まれる人と人との絆 ― 柴田しのぶ講師
こんにちは!テクノスマイル広報です。 今回は、株式会社POH北九州研修所で介護技能実習生向けの講習を担当されている、柴田しのぶ講師にお話を伺いました。 柴田しのぶ講師が持つ介護への熱い想いと、実習生一人ひとりに真摯に向き合う様子に迫ります。 < 柴田しのぶ講師 > - まずは自己紹介をお願いいたします。 柴田しのぶと申します。株式会社POH北九州研修所で介護技能実習生の介護講習を担当しています。 実習生の皆さんとの交流を通じて、彼らの学びと成長を日々感じています。 本日はよろしくお願いいたします。 - 介護の仕事に携わることになったきっかけを教えてください。 元々は、看護の仕事をしていました。 看護師を目指そうとも思っていたのですが、何か違うような気もしていて。 色々と迷いがある中で、出産・育児を機に職場から一旦離れ、15年間は主婦をしていました。 ある時、保健所の方から「約3ヶ月間だけで良いから福祉の仕事を手伝ってくれないか」と言われ手伝いに行くことになり、気がついたら9年間、福祉の現場で働いておりました。 福祉に携わりたいと思うようになったのは、保健所に勤めていた時に、倒れて動けなくなったホームレスの方と関わったことがきっかけでした。 警察から「公衆電話ボックス付近で動けなくなっている人がいる」という通報を受け、看護師として保健師や保健所の担当者とともに現場に向かいました。 その方は足に怪我をして自力で動けない状態で、初めは人を警戒されるというか、あまりお話をされる感じではありませんでしたが、その後、入院してお世話をする中で、少しずつ心を開いてくださるようになりました。 その方と関わっていくうちに、大変お優しい方だということも分かったんです。 この間ずっと、市の福祉課の方、警察の課長、保健所の担当係長が連携し、その方のためにできることをいろいろ考え動きました。 福祉ってすごいなと思いましたし、看護よりも自分には福祉が向いていると、強く思ったきっかけでした。 その方と関わりつつ、別のエリアで介護の仕事にも携わるようになりました。 ちょうど介護保険制度が始まったくらいの、2000年頃のことです。 そこからはずっと介護の仕事をしています。 この方と会っていなかったら、自分は介護の仕事をしていなかったと思います。 < 移動介助 模範演技の様子 > - 介護講習を行う上で、大切にしていることはありますか? まずは、受講する実習生一人ひとりをしっかり理解しようと努めています。 文化や価値観の違いを尊重しながら、実務的なスキルだけでなく、「人と人との関わり方」を大切に伝えたいと思っています。 また、過去の福祉の現場での実体験を交えながら、「介護が人の生活にどのような影響を与えるのか」「支援する側に何ができるのか」について深く理解してもらえるよう意識しています。 - 実習生の皆さんとのコミュニケーションの秘訣を聞かせてください。 研修所で実習生の皆さんとお会いしたらまず、「日本の高齢者のために、遠い日本まで来ていただいてありがとうございます」と挨拶をするよう心がけています。 私自身も後期高齢者でいつ介護を受けてもおかしくない年ですから、感謝の気持ちはまず伝えるようにしています。 他には、例えば今回ですと、インドネシアの国のことやイスラム教のことなどを聞いたりしました。 相手のことを知りたいという気持ちを持っていると、聞きたいことは自然と頭に浮かびます。 興味を持って話をすると会話が弾みますし、お互いの気持ちが繋がっていくような感覚がありますね。 初日は緊張していても、数日も経てば「先生、先生」と話しかけてくれて、皆さん可愛いですよ。 配属後に連絡がくることもあって、近況報告や生活の困りごとなどを相談してくれます。 「何か困ったことがあれば、すぐに助けるからね。いつでも連絡してくださいね」と伝えています。 - 実習生の皆さんに期待していることはありますか? 日本の介護現場では、技能実習生の力が欠かせません。 決して楽な仕事ではありませんが、その中でも、皆さんには仕事だけでなく、人との関わりの中から得られる「温かさ」や「絆」を感じてほしいと思っています。 どの仕事にも課題はありますが、それを乗り越える力を養い、介護現場を支える一員として頑張ってもらえることを期待しています。 今回のインタビューを通して、柴田しのぶ講師が抱く介護への深い想いや、実習生一人ひとりに誠実に向き合う姿を垣間見ることができました。 「介護」で大切なことは実務的なスキルだけでなく、人との触れ合いを通じて生まれる「ぬくもり」や「信頼関係」なのかもしれません。 テクノスマイルでは、「人と企業を笑顔でつなぐ」をコンセプトに、ものづくりからサービス業まで、海外人材の育成と日本企業への橋渡し及びサポート事業に取り組んでいます。 詳しくはこちらをご覧ください。 (株)POH 日本語のできる海外人材の育成・海外人材の活用をご提案 https://www.poh.co.jp/ (株)テクノスマイル 事業内容のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/introduction グローバル人材事業のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/support 具体的なお問い合わせはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 介護福祉士合格 -異国の風が運んだ夢- https://www.technosmile.co.jp/post/care-worker-passed 介護福祉士を志し、日本で未来を切り拓くミャンマーの若者たち https://www.technosmile.co.jp/post/myanmar-care-worker 外国人と働く上で知っておきたい宗教の多様性 “イスラム教の食事への配慮” https://www.technosmile.co.jp/post/islamic_dietary_considerations アジア最大9か国の海外人材が集積<入国後講習とは?>~入国後講習に潜入取材~Part1 https://www.technosmile.co.jp/post/postarrivaltraining01 まだまだ少ない?外国人の介護福祉士 https://www.technosmile.co.jp/post/foreign-care-worker 日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選 https://www.technosmile.co.jp/post/mystery_of_japan
- インドネシアから日本へ -4名の介護技能実習生の学びと挑戦- Part4 スンドゥさん
こんにちは!テクノスマイル広報です。 引き続き、北九州研修所で入国後講習、介護講習を学ぶ4名のインドネシア介護技能実習生の皆さんをご紹介いたします。 インドネシアから来た皆さんが今感じていること、未来への想いを語ってくれましたのでご覧ください。 < スンドゥさん > 南スマトラ州ルブクリンガウ出身のスンドゥさんは24歳。 ルブクリンガウってどんなところ?とお聞きすると、「とにかく田舎です(笑)」とスンドゥさん。 家族は6人で、結婚して4歳の女の子がいるお姉さんと、家を出て別に住むお兄さんもいらっしゃるんだそうです。 - 日本で約一か月間に及ぶ研修所での生活。さぞ大変なことも多いのでは? 研修所では、日本語の勉強、介護の勉強とたくさん勉強がありますが、学べるのが楽しくて毎日が充実しています。 他にも毎日規律訓練の時間があって、集団行動の基本や時間やルールを守ることの大切さを学んでいます。 みんなと協力しあいながら生活しています。 生活をしていて驚いたのは、シャワーを浴びる場所と歯磨きの場所が分かれていたこと。 日本では洗面所という場所で歯磨きをするのですね。 インドネシアではシャワーを浴びる場所で歯磨きをするので、初めて見た時はカルチャーショックを受けました。 - 勉強後は、どのように過ごされていますか? 平日の月曜日から金曜日17:30までは勉強の時間と決まっています。 勉強後の17:30以降に車でスーパーに連れて行ってもらえるので、必要な食材を買うようにしています。 基本的には自炊をすることが多いですが、日本の食べ物にも興味があります。 先日初めてスーパーで総菜のからあげを買ってみました。 とても美味しかったです。 自炊の時はお米を炊いて、卵、ネギ、白菜、とうがらし、塩、コショウを混ぜて作る卵料理をよく作ります。 お腹がいっぱいになるレシピです。 インドネシアでよく食べられている料理を皆さんにお聞きしてみると、、 ナシゴレン(日本でいう、チャーハンに似た料理)は知っていますか? ナシパダンという料理も有名ですよ。 ナシパダンにはルンダンと呼ばれる、複数のスパイスやココナッツミルクで長時間煮込んだ牛肉が入っています。 このお肉がとても美味しくてつい、たくさん食べてしまいます。 インドネシア人は辛い物が大好きで、砂糖や塩と同じくらいの頻度でとうがらしが登場します。 青とうがらしも赤とうがらしもどちらも使いますよ。 もちろん日本のスーパーでもとうがらしを買っています。 どの食材もインドネシアで買うより値段が高いですね。 日本に来るときは、調味料は持ってきた方がいいですよ、と皆さんにお伝えしたいです(笑) < 4人へのインタビューの様子 > - 休日にやってみたいことは? 日本の食べ物を色々と試してみたいです。 特に牛肉うどんやラーメン、刺身、寿司、焼鳥が楽しみです。 インドネシア人は生魚をあまり食べないのですが、私は大好きです。 インドネシアのスーパーにもお刺身は売っているんですよ。 他の実習生の皆さんに、生魚は食べますか?とお聞きしてみると、、 「いいえ食べませんし、あまり食べたいとも思わないです(笑)」と苦い反応。 どうやら、インドネシアには生魚が苦手な方が多いようで ・生臭さが気になる ・食用として淡水魚が一般的であり、日本で刺身や寿司のネタにされる海水魚には馴染みがない というのがその理由だとか。 スンドゥさんのようにお刺身好きな方は、インドネシアでは少数派なのかもしれませんね。 - これからの目標を聞かせてください。 実習が始まるのが楽しみです。 仕事をしながらN3の資格を取得して、介護福祉士になりたいです。 たくさん仕事をして、いずれ大学で助産師の勉強もしたいです。 将来は自分のクリニックを開いて、日本で学んだことを活かしながら社会に貢献したいです。 - 最後に、これから日本に来る皆さんにアドバイスをお願いします。 日本語は難しいのでたくさん勉強をしてください。 日本に来て初めて、時間やルールを守ることの大切さも学びました。 とても大事なことだと思います。 インタビューを通じて、日本での生活にポジティブに向き合いながら夢に向かって日々努力を続けるスンドゥさんの様子が伝わってきました。 これからの活躍を期待したいですね。 テクノスマイルでは、「人と企業を笑顔でつなぐ」をコンセプトに、ものづくりからサービス業まで、海外人材の育成と日本企業への橋渡し及びサポート事業に取り組んでいます。 詳しくはこちらをご覧ください。 (株)POH 日本語のできる海外人材の育成・海外人材の活用をご提案 https://www.poh.co.jp/ (株)テクノスマイル 事業内容のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/introduction グローバル人材事業のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/support 具体的なお問い合わせはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 介護福祉士合格 -異国の風が運んだ夢- https://www.technosmile.co.jp/post/care-worker-passed 介護福祉士を志し、日本で未来を切り拓くミャンマーの若者たち https://www.technosmile.co.jp/post/myanmar-care-worker 外国人と働く上で知っておきたい宗教の多様性 “イスラム教の食事への配慮” https://www.technosmile.co.jp/post/islamic_dietary_considerations アジア最大9か国の海外人材が集積<入国後講習とは?>~入国後講習に潜入取材~Part1 https://www.technosmile.co.jp/post/postarrivaltraining01 日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選 https://www.technosmile.co.jp/post/mystery_of_japan
- インドネシアから日本へ -4名の介護技能実習生の学びと挑戦- Part1 ユニタさん
こんにちは!テクノスマイル広報です。 今回は、(株)POH 北九州研修所で入国後講習や介護講習に励む、4名のインドネシア介護技能実習生の皆さんにお会いしてきました。 インドネシアから来た皆さんが、今感じていること、未来への想いを語ってくれましたのでご紹介いたします。 <ユニタさん> 中部ジャワ、マゲランから日本に来たユニタさんは19歳。 日本に来る前は、世界遺産としても有名なボロブドゥール遺跡の近くにご両親と弟さんと家族4人で暮らしていたそうです。 「お母さんは背が高くとても綺麗な人で、私の自慢です。 お父さんはマレーシアで船に乗る仕事をしていて、いつも家族のためにお仕事を頑張ってくれています。」とユニタさん。 ご両親のことを誇らしげに話してくれるユニタさんから、家族の絆の強さが伝わってきます。 - 日本で約一か月間に及ぶ研修所での生活。さぞ大変なことも多いのでは? 研修所の生活は楽しいです。 タイ、ミャンマー、ベトナムから来た皆さんと一緒に生活をしているので、色々な国の方と知り合うことができました。 言葉が通じない時はジェスチャーでコミュニケーションを取っているので困ることはありません。 介護の専門用語は難しくてとても大変だけど、毎日勉強も頑張っています。 日本に来る前は入国後講習がどんなものか分からず不安でしたが、実際には多くのことを学べるので嬉しいです。 もうすぐ実習が始まるので緊張していますが、楽しみでもあります。 <移動介助の実習の様子> - 休日にやってみたいことは? 東京に行ってみたいです。 ディズニーランドに行ったり富士山を見たりしてみたい。 日本で食べてみたいものは、うどんにラーメン、あとはお餅かな。 先日、介護講師の柴田先生に「きなこ餅」を食べさせてもらって、とても美味しかったです。 インドネシアにもお餅はありますが、日本のものとは少し違っているので、日本で色々なお餅を食べ比べてみたいです(笑) - これからの目標を聞かせてください N3を取得したいと思っているので、ずっと日本語の勉強は続けたいです。 介護福祉士になりたいです。 たくさん仕事をして、いずれインドネシアに帰ったら大学にも通いたいです。 - 最後に、これから日本で学ぼうとしている皆さんにアドバイスをお願いします 日本に行きたいと思ったら、たくさん勉強してください。 そして決して諦めないでください。 私も日本語学校に入ったばかりの頃は、日本語の勉強が難しくて大変だったけど、将来のため、家族のため、生活のために頑張り続けることが出来ました。 皆さんも目標に向かって諦めずに頑張ってください。 インタビューを通じて、ユニタさんの明るい笑顔と前向きな姿勢、日本での生活のリアルな一面が伝わってきました。 これからのユニタさんの活躍を見守っていきたいですね。 テクノスマイルでは、「人と企業を笑顔でつなぐ」をコンセプトに、ものづくりからサービス業まで、海外人材の育成と日本企業への橋渡し及びサポート事業に取り組んでいます。 詳しくはこちらをご覧ください。 (株)POH 日本語のできる海外人材の育成・海外人材の活用をご提案 https://www.poh.co.jp/ (株)テクノスマイル 事業内容のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/introduction グローバル人材事業のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/support 具体的なお問い合わせはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 介護福祉士合格 -異国の風が運んだ夢- https://www.technosmile.co.jp/post/care-worker-passed 介護福祉士を志し、日本で未来を切り拓くミャンマーの若者たち https://www.technosmile.co.jp/post/myanmar-care-worker 外国人と働く上で知っておきたい宗教の多様性 “イスラム教の食事への配慮” https://www.technosmile.co.jp/post/islamic_dietary_considerations アジア最大9か国の海外人材が集積<入国後講習とは?>~入国後講習に潜入取材~Part1 https://www.technosmile.co.jp/post/postarrivaltraining01 日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選 https://www.technosmile.co.jp/post/mystery_of_japan
- インドネシアから日本へ -4名の介護技能実習生の学びと挑戦- Part3 ティアラさん
こんにちは!テクノスマイル広報です。 引き続き、北九州研修所で入国後講習、介護講習を学ぶ4名のインドネシア介護技能実習生の皆さんをご紹介いたします。 インドネシアから来た皆さんが今感じていること、未来への想いを語ってくれましたのでご覧ください。 <ティアラさん> ジャカルタ首都特別州、南ジャカルタ市出身の27歳のティアラさん。 ジャカルタは都市部ということもあって、ティアラさんが住む地域にはビルが建ち並び、道路は車とバイクで常に大混雑しているそう。 「一緒に住んでいる家族は5人です。今は家を出ていますが、高校の先生をしているお兄ちゃんがいます。お姉ちゃんは結婚して子供がいて、その子はまだ3歳です。小さくて可愛いです。」 とティアラさん。 助産師さんのお仕事経験をお持ちのティアラさんは、赤ちゃんや小さい子どもが大好きなんだとか。 - 日本で約一か月間に及ぶ研修所での生活。さぞ大変なことも多いのでは? 研修所では、いろいろな国の方と知り合うことができました。 皆さん優しい人ばかりです。 国が違う皆さんと過ごすのは刺激があって毎日楽しいです。 介護の柴田先生は優しい方です。 いつも丁寧に、分からないところは何回も教えてくれるので安心して学ぶことができています。 先生から教えてもらったことは、自分たちでも繰り返し練習しています。 皆で助け合いながら楽しく学んでいます。 日本に来てカルチャーショックを受けたことといえばトイレです。 インドネシアでは紙ではなく水を使うのが一般的なので、日本のトイレにトイレットペーパーが置かれていたことに初めは驚きましたが、すぐに慣れることができました。 研修所の周辺は自然が多く、景色がきれいですね。 風の音や虫の声が聞こえる研修所の静かな環境のおかげで、集中して学ぶことができています。 この辺りで日本らしい場所といえば神社でしょうか。 研修所の周辺にはたくさん神社があるので、皆で神社巡りをするのが楽しみです。 <自習時間の様子> - 休日にやってみたいことは? 日本にはたくさんの温泉や露天風呂があるそうですね。 ぜひ行ってみたいです。 インドネシアにも西ジャワ州のガル(ガルト)という町に温泉があるんですよ。 私も以前行きましたが、おすすめの場所です。 機会があればぜひ行ってみてください。 日本といえば桜も有名ですよね。 先日、4人で住む予定の家に案内してもらったのですが、敷地内に桜の木がありました。 来年の春には桜の木の下で、4人でお花見をしようねと話しています。 今から楽しみで仕方ありません。 食べてみたいものは寿司、ラーメン、うどんです。 うどんはインドネシアでも食べたことがありますが、日本のものはきっと違うんでしょうね。 まだ食べられていないので楽しみにしています。 ここ九州は日本でも有数の温泉地なんですよ、とティアラさんにお伝えしたところ、 「温泉はこの近くにもあるんですか。それは知りませんでした。お休みの日に時間を見つけて行ってみたいです。」 と嬉しそうに話してくれました。 - これからの目標を聞かせてください。 日本の文化についてしっかり学びながら、たくさん仕事をするつもりです。 介護福祉士になることを目標にしています。 将来は自分の助産院を建てて、社会に貢献したいと思っています。 - 最後に、これから日本で学ぼうとしている皆さんにアドバイスをお願いします。 インドネシアの皆さん、日本語はとても難しいです。 日本に来たいと思ったら沢山勉強してくださいね。 私も介護福祉士を目指して、これからもっともっと勉強を頑張るつもりです。 日本はとてもきれいな国で住み心地が良さそうです。 これから日本で一生懸命に学びたいと思います。 異文化での経験や学びを通して、夢や目標に向かって前進するティアラさんの様子が伝わってきました。 これからのティアラさんの歩みを応援したいですね。 テクノスマイルでは、「人と企業を笑顔でつなぐ」をコンセプトに、ものづくりからサービス業まで、海外人材の育成と日本企業への橋渡し及びサポート事業に取り組んでいます。 詳しくはこちらをご覧ください。 (株)POH 日本語のできる海外人材の育成・海外人材の活用をご提案 https://www.poh.co.jp/ (株)テクノスマイル 事業内容のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/introduction グローバル人材事業のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/support 具体的なお問い合わせはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 介護福祉士合格 -異国の風が運んだ夢- https://www.technosmile.co.jp/post/care-worker-passed 介護福祉士を志し、日本で未来を切り拓くミャンマーの若者たち https://www.technosmile.co.jp/post/myanmar-care-worker 外国人と働く上で知っておきたい宗教の多様性 “イスラム教の食事への配慮” https://www.technosmile.co.jp/post/islamic_dietary_considerations アジア最大9か国の海外人材が集積<入国後講習とは?>~入国後講習に潜入取材~Part1 https://www.technosmile.co.jp/post/postarrivaltraining01 日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選 https://www.technosmile.co.jp/post/mystery_of_japan
- インドネシアから日本へ -4名の介護技能実習生の学びと挑戦- Part2 フィトリさん
こんにちは!テクノスマイル広報です。 前回に引き続き、(株)POH 北九州研修所で入国後講習や介護講習に励む、4名のインドネシア介護技能実習生の皆さんをご紹介いたします。 インドネシアから来た皆さんが今感じていること、未来への想いを語ってくれましたのでご覧ください。 <フィトリさん> インドネシア5大都市の一つである、中部ジャワのスマランから日本に来たフィトリさんは22歳。 スマランの中でもフィトリさんが住む地域は、山に囲まれた自然豊かで涼しい所なんだとか。 日本に来る前は、農業を営むご両親やご兄弟と、米やとうもろこし、野菜を育てて暮らしていたそうです。 - 日本で約一か月間に及ぶ研修所での生活。さぞ大変なことも多いのでは? 研修所での生活は楽しいです。介護講師の柴田先生がとても優しくて、分からないことがあると、分かるまで丁寧に説明してくれます。移動介助が難しくて分からなかった時も、柴田先生は何回も教えてくれました。 柴田先生からは、日本の文化のこともたくさん教えてもらっています。 今度の土曜日は、先生から浴衣を着せてもらえることになっているので今から待ち遠しいです! 買い物は決まった曜日に車で連れて行ってもらえるので、基本的には食材を買って自炊をしています。 休日に買い物に行く時は徒歩なので歩くと少し遠いですが、行き帰りは皆でおしゃべりしながら楽しんでいます。 日本語はとても難しいので皆さんと上手く関われるか少し不安でしたが、実際に来てみると、周りの人がとても親切で安心しました。 <柴田講師との介護実習の様子> - フィトリさんも皆さんも、本当に日本語が上手ですね。日本に来る前は日本語をどれくらい勉強しましたか? 月曜日から金曜日の8:00~17:30まで7か月間、 インドネシアの日本語学校で毎日、日本語の勉強をしました。 日本語は同じ漢字でも音読み・訓読みがあって難しいのですが、学ぶのはとても楽しいです。 日本に来た後も、引き続き日本語の勉強は続けています。さらに勉強して、日本語をもっと上手に使えるようになりたいです。 ここまでインタビューを進めてきて、皆さんの日本語の発音が聞き取りやすく、会話のテンポも日本人とさほど変わらないことに驚くばかり。 N4は「基本的な日本語を理解できる程度」とされていますが、シンプルな日本語を使って問題なくコミュニケーションが取れることを改めて実感しました。 - 休日にやってみたいことは? 海の中道海浜公園(福岡市東区にある自然豊かな国営公園)に行きたいです。 グーグルマップで見たら、たくさんの花が咲いていてとても素敵なところでした。 食べ物にも色々挑戦してみたいです。 特にうどんと焼鳥は食べてみたいです! 焼鳥はインドネシアにもあって、インドネシアで焼鳥は「サテ・アヤム」と言うそうです。 日本の焼き鳥よりも小さいサイズなんだとか。 皆さん曰く、日本の焼鳥の方がサイズが大きく食べ応えがあって美味しそう、とのこと。 サテ・アヤムの発音が難しくて何度も言い間違えるインタビュアーに、フィトリさん始め実習生の皆さんは、正しい発音を繰り返し優しく教えてくれました。 - これからの目標を聞かせてください。 介護福祉士になりたいという強い想いがあるので、N3の資格を取りたいです。 そのためには、実習が始まってからも毎日2時間は勉強するつもりです。 将来は自分の両親もお世話したいですから、今から正しく高齢者のケア方法と介護を学んでいきたいです。 - 最後に、これから日本に来る皆さんにアドバイスをお願いします。 日本に来る前に、日本語をたくさん勉強しておくと良いと思います。 私もインドネシアで沢山勉強しましたが、それでもまだまだ足りていないと感じる毎日です。 また、日本では時間やルールを守ることが大事とされる文化があるので、日本に来たらしっかり守るようにしましょう。 インタビューを通じて、フィトリさんの日本での生活やこれからの目標に対する熱意が伝わってきました。 フィトリさんの努力と情熱が、今後の実習にどのように活かされるのか楽しみですね。 テクノスマイルでは、「人と企業を笑顔でつなぐ」をコンセプトに、ものづくりからサービス業まで、海外人材の育成と日本企業への橋渡し及びサポート事業に取り組んでいます。 詳しくはこちらをご覧ください。 (株)POH 日本語のできる海外人材の育成・海外人材の活用をご提案 https://www.poh.co.jp/ (株)テクノスマイル 事業内容のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/introduction グローバル人材事業のご紹介 https://www.technosmile.co.jp/support 具体的なお問い合わせはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 介護福祉士合格 -異国の風が運んだ夢- https://www.technosmile.co.jp/post/care-worker-passed 介護福祉士を志し、日本で未来を切り拓くミャンマーの若者たち https://www.technosmile.co.jp/post/myanmar-care-worker 外国人と働く上で知っておきたい宗教の多様性 “イスラム教の食事への配慮” https://www.technosmile.co.jp/post/islamic_dietary_considerations アジア最大9か国の海外人材が集積<入国後講習とは?>~入国後講習に潜入取材~Part1 https://www.technosmile.co.jp/post/postarrivaltraining01 日本人の当たり前が当たり前じゃない!? 外国人が感じる日本人の不思議5選 https://www.technosmile.co.jp/post/mystery_of_japan
- 外国人と働く上で知っておきたい宗教の多様性 “イスラム教の食事への配慮”
1) 豚肉を食べない イスラム教では聖典(コーラン)やハディース(預言者ムハンマドの言行録)の教えで豚肉を食べることが禁じられています。これは、豚肉がイスラム教において不浄なものであることに由来しているのですが、豚肉そのものだけでなく、加工品であるハムやソーセージ、またラードも禁止されるものに含まれるため、使用する際には配慮が必要です。 2) お酒を飲まない お酒の摂取も聖典で禁じられているため、職場での交流会等でお酒を勧めることは NGです。厳密には料理酒やみりんもアルコールに該当するため、調理法にも注意が必要です。 日本に来てビールを飲む方もいるようですが、母国でも同じことをすると、周りに良く思われず、恥ずかしい思いをすることになるのだそうです。 3)ハラルミート 豚肉は禁じられていますが、牛や鶏、羊などはイスラム法に則った屠殺法で処理された物であれば食べても良いことになっています。これを「ハラルミート」といい、日本にも「ハラル認証」を持つお店が少しずつ増えています。 ある日本の会社では、イスラム教徒の方のために食堂のメニューにハラル認証メニューを追加したなんて会社もあります。 4)ラマダン(断食月)について イスラム教では、年に 1 回ラマダン(断食月)という行事を行います。その期間中の 1 ヶ月間、日が出ている時間には一切の飲食が禁止されているため、無理に食事を勧めることは出来ません。ただし、日が沈んでいる間は飲食が可能です。 雰囲気としては日本の「お盆」に近い行事のようです。町や村では特別な雰囲気が広がり、夜にはモスクや家庭の周りで祈りが行われ、イスラム教徒は集まって一緒に食事を楽しみます。また、夜市や屋台が盛り上がり、特別なラマダン料理やスイーツが提供されます。 5)宗派ごとに違いがある 仏教と同じようにイスラム教も細かい宗派に分かれています。宗派によっても、また個人の考え方によっても前述した内容との違いがあるため、上記4つの点については個人差があると言われています。 現地の方に言わせると、 『現地を離れたら関係ない』 『日本に来たら日本に合わせる』 など割と柔軟に対応される方も多く見られることも。 事前に本人に確認されることをお勧めします。 テクノスマイルでは海外人材とのマッチングや生活支援などのサービスを行っております。 詳細は下記よりご確認ください。 ■グローバル人材事業 ■Project Voice(優良海外人材サポート) 日本語ができる優良海外人材とのマッチングや生活支援についてのお問い合わせはこちら。
- 介護福祉士を志し、日本で未来を切り拓くミャンマーの若者たち Part1
こんにちは!テクノスマイルの広報です。 今回、テクノスマイルグループである(株)POHが運営する研修施設「北九州研修所」に潜入し密着インタビューを行いました。 ミャンマーから来た彼女たちは何を思い日本へ来たか、リアルな声をお届けします。 〈インタビューの様子〉 ■ピューピューアウンさん(写真左) ピューピューアウンさんはミャンマー出身。 日本の安全さと、日本人の優しさに魅了されて日本で働こうと思ったのだそう。 彼女は介護福祉士を目指して日々勉強中! なぜ介護福祉士を目指しているのだろうか。 それはミャンマーで幼少期からおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に暮らしており、中学に上がる頃からお世話をしてたことがきっかけとなった。 ご年配の方は豊富な知識を持っているので、様々な話を聞いたり会話をするのが楽しいから、もっともっとたくさん話を聞いて知識や知見を身に付けたいという熱心な一面を見せてくれた。 普段からたくさんのお話を聞いているからなのか、インタビューしている中でもボキャブラリーが豊富で、日本人である私も驚かされるほどであった。 ここ北九州研修所では、介護福祉士を目指す為のカリキュラムもあり、実際に介護の練習や、介護される側の体験も行っている。 詳しくは後のブログで紹介するので是非見てほしい。 彼女はこの講習を受け、実際に体におもりを付けてご年配の方や障がいのある方の模擬体験をしたり、目隠しをし、白杖(路面や周囲の情報を得て、障害物などから安全を確保するための棒)を持って目の不自由な状態を体験することで、「私たちが当たり前に行っている動作のひとつひとつが普段と違う感覚で、高齢者は本当に大変であることを実感した。 〈目が不自由な方の模擬体験の様子〉 そんな心優しく勉強熱心な彼女だが、日本に来て行きたい場所が「ディズニーランド」だという。 日本のディズニーランドの動画をYouTubeで見てとても楽しそうな場所だと思ったそう。 目を輝かせて語ってくれた彼女には、これからミャンマーにはない日本の良さをたくさん感じて、体験してもらいたいと思った。 将来の夢は、日本で介護福祉士として働いて、家族を招待すること。 日本での生活に胸を膨らませて、これから色々な場所に行ってみたいと語ってくれた。 また、「日本は本当に安全な国で、優しくて親切な方が多く、安心して働くことが出来ますので、迷っている方は是非一歩踏み出してみて下さい」とこれから日本で働こうとしている方に向けてのメッセージも話してくれた。 ピューピューアウンさんへインタビューを行い、ミャンマーでの自身の生活環境から介護福祉士を目指し、柔らかな雰囲気の中にとても熱い思いを感じました。 心優しく温かい介護福祉士として働く姿を楽しみにしています! 母国を離れて日本で働くというのは簡単なことではありませんが、日本で働きたいという気持ちをテクノスマイルがサポートいたします。 ピューピューアウンさんの他にもテクノスマイルグループで働く海外の方へインタビューをしていますので、是非そちらもご覧ください。 〈夢を抱いてやってきたミャンマーの若者たち〉 https://www.technosmile.co.jp/post/youngpeopleinmyanmar 〈日本で働くミャンマー人の生の声〉 https://www.technosmile.co.jp/post/whats-it-like-working-in-japan 〈熱い志を持ち日本へきたインドの青年〉 https://www.technosmile.co.jp/post/indian_youth_with_ambition
- <ここがポイント>特定技能「介護」~職場にアジアから活力を~
1)介護分野における特定技能の特徴 特定技能は、2019年4月に創設された、日本で働く海外出身の方に対して新たに設けられた在留資格制度の一つで、日本の深刻な人手不足を解消するために導入されました。 一定の技能と日本語能力を有する人材を受け入れることで、日本の産業や経済を活性化させることを目的としています。 国内では高齢化が進む一方で、介護職に従事する人材の確保が難しくなっています。 特定技能「介護」は人材不足を補うための一つの解決策として注目されています。 特定技能には1号と2号の資格がありますが、介護分野で対象となるのは1号のみです。 特定技能「介護」の資格を有すると、試験に合格することで最長5年間勤務が可能です。 5年を経過した後も国家資格の介護福祉士を取得できれば在留資格「介護」に移行できるため、永続的な勤務が可能となります。 こんなお悩みはありませんか? ・募集をしても全く応募がない ・入居希望者は多くいるものの、介護職員不足により受け入れができない ・職員が定着しない・・・など そんなお悩みは・・・ アジア各国の特定技能の若者たちが解決してくれます。 詳しいご相談はこちら https://www.technosmile.co.jp/support お問合せはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact 2)現状 出入国在留管理庁の報告によると、2024年5月末現在(速報値)で245,784人の方が特定技能1号の資格を持って日本で就業しています。 そのうち介護の特定技能資格を持つのは35,636人で、全体の約14%を占めています。 特定技能1号の在留外国人数は年々右肩上がりで増加傾向にあって、多くの介護施設が特定技能に注目し、制度を活用していることが分かります。 ※出入国在留管理庁資料より※ 外国人材の受入れ及び共生社会実現に向けた取組(出入国在留管理庁HPより) 3)従事できる業務 身体介護 入浴の介助、着替えの手伝い、食事のサポート、排泄ケア、移動の補助などの身体的サポートを行います。 支援業務 お知らせなどの掲示物の貼りだしや物品の補充、レクリエーションの実施、簡単なリハビリや運動の補助など利用者の機能維持、現場で必要とされる業務全般の従事が可能です。 要介護者の自宅で行う訪問介護や、見守りサービス付き高齢者向け住宅などでの業務以外であれば従事することができ、就労可能な介護サービスが幅広いのが特徴です。 受入れ期間5年の上限があるものの、介護福祉士の国家試験に合格して在留資格「介護」へ移行すれば 長期的な勤務が見込まれ、人材の定着が期待される特定技能「介護」。 多様性を受け入れながら、誰もが働きやすい環境を整えることが受け入れ側には求められているのかもしれません。 テクノスマイルグループでは、日本語教育や日本での各種サポートサービスを通して、日本で介護職を目指す若者と事業者様とのマッチングのサポートを行っています。 「介護福祉士」の合格者も増えています。 詳しいご相談はこちら https://www.technosmile.co.jp/support お問合せはこちら https://www.technosmile.co.jp/contact こんな記事も読まれています 特定技能特集 ~押さえておきたい特定技能制度のポイント~ まだまだ少ない?外国人の介護福祉士 海外人材を活用する3つのメリットとは?
- 転籍をどう防ぐ?育成就労制度へ向けた外国人スタッフとの関わり方
外国人技能実習制度と特定技能制度の見直しについて、政府は2024年3月15日に技能実習に代わる新制度「育成就労」を新設する改正案を閣議決定しました。 育成就労制度の大きな特徴として、転籍が一定の要件の下で認められる点が挙げられます。 3年は転職不可だったものが、1~2年で転籍(転職)可となり、地方の受け入れ先ではせっかく一緒に働いてきた外国人材が都市部の企業に転籍してしまうのではないか、好条件の企業に流出してしまうのではないかと不安視する声が上がっています。 もちろんそれだけではなく、男女不平等や外国人差別、日本の独特なコミュニケーションの難しさに戸惑い、日本を離れる外国人も少なくありません。 長く同じ場所で働いてもらうために必要なことは何でしょうか。 まずは職場環境から整えてみませんか? すぐに実践できる外国人スタッフとの円滑なコミュニケーション方法をご紹介します。 1)オープンで明確なコミュニケーションを心がける 専門用語や難解な言葉は避け、シンプルでわかりやすい言葉を使いましょう。 要点を絞り、話のポイントを明確することも大切です。 2)アクティブリスニングの実践 アクティブリスニングとは、相手の話を聴きながら深く共感を示したり、話し手の発言を要約できたりするレベルで理解できる聴き方です。 相手の目を見て話をよく聞く事で、外国人スタッフは安心して話すことが出来ます。 日本人が苦手としているアイコンタクトを積極的に取り入れることで、より良い信頼関係が築けるかもしれませんね。 3)非言語コミュニケーションの活用 あくまでも日本語勉強中ということを念頭に、ジェスチャーや表情を上手く使い、意思を伝えましょう。 言葉だけでは伝わりにくい時も伝わりやすくなりますよ。 図や絵、スライドなどを用いて視覚的に情報を伝えることも効果的です。 4)文化的背景を理解する 宗教や文化的背景、国の習慣を理解し、尊重しましょう。 宗教的に食べることがNGな食材があったり、決まった時間にお祈りをする必要がある国もあります。日本では馴染のないことも多いですが、寄り添い、外国人スタッフのための環境づくりに努めましょう。 5)定期的なコミュニケーションの機会を設ける 定期的に合同ミーティングや個別面談を開催し、情報共有と意見交換の場を設けましょう。 個々のスタッフの意見や悩みを聞き相互理解をしていくことが大切です。 自分たちのことを理解してもらおうとするだけでなく、外国人スタッフを理解しようと歩み寄ることが、外国人スタッフを長期的な戦力として活用することにつながります。 2027年から開始予定の育成就労、職場環境を整え外国人スタッフを迎えましょう。 テクノスマイルグループでは海外人材との職場づくりのサポートを行っております。 詳しくはこちらをご覧ください。 https://www.technosmile.co.jp/support
- インド特集その③『文化編』
世界一の映画製作本数を誇るインド -映画大国インドの多様性- 1) インド映画の多様性 年間の映画製作数、映画館入場者数がともに世界一のインド。インドの魅力のひとつと言えば多様性ですが、その特徴は映画にも表れています。 ボリウッド=インド映画と思われがちですが、実は、北インドで広く話されるヒンディー語映画を指したもの。 インドには〇〇ウッドと呼ばれる映画界がいくつもあって、例えば、南インド映画の大きな映画界だけでも トリウッド(テルグ語映画) コリウッド(タミル語映画) サンダルウッド(カンナダ語映画)などなど。 トリウッドと言えば、記憶に新しいのは2021年製作の「RRR」。 いまだに日本の映画館で上映されているほど人気の作品です。 日本ではレストランとのコラボも果たしたんだとか。 また、コリウッドでは「ムトゥ 踊るマハラジャ」(1995)のラジニカーント(俳優・映画監督)が健在で、彼に続く大スターたちも活躍をみせています。 ちなみにインド映画の代名詞でもあるボリウッドですが、ここ数年は勢いが続く南インド映画に少々押され気味なんだそう。 2) ストーリーの先にあるインドの文化や歴史 インド映画には、インドの数ある神話や伝説を題材にすることも多く、インドの文化や歴史に興味を持ったり学んだりする良いきっかけになります。 日本でも大ヒットした「バーフバリ」(2015)(2017)は、古代インドの王国を背景にした冒険的なスペクタクル映画で、ご存知の方も多いのでは。 また、ヒューマンドラマのほか、社会問題も多く取り上げており、「K.G.F:CHAPTER 2」(2022)は「RRR」を抑えてインドの国内興行収入第1位となりました。 当時の歴史的な背景をもとにして、虐げられた人々の反乱や権力者たちの陰謀や暴力を描いています。映画はフィクションですが、インドの社会問題に対する批判的な視点を持っていると言えるのかもしれません。 3) インド映画の国際的な評価 近年、インド映画は作品の多様性と独自性で世界中の人々の注目を集めています。 例えば、インド映画特有の歌とダンスが散りばめられた「RRR」では、ダンスシーンが圧巻のダンスナンバー「ナートゥ・ナートゥ」が米アカデミー賞で歌曲賞に選ばれたほど。 他にもアカデミー賞のノミネートや、国際的な映画祭での評価など、その存在感はますます増しています。 日本でも新しい作品が次々に上映されているインド映画。 多言語国家インドで製作されたそれぞれの言語作品を通して、言語だけでなく文化や歴史を知るのも良いですね。 平均上映時間が2時間40分~50分と比較的⾧めではありますが、インド映画特有の歌とダンスを楽しみながら、異文化理解を深めてみてはいかがでしょうか。 国ごとの文化の違いを尊重してマッチング外人材サポート事業はこちら