インドネシアから日本へ -4名の介護技能実習生の学びと挑戦- Part1 ユニタさん
更新日:11月25日
こんにちは!テクノスマイル広報です。
今回は、(株)POH 北九州研修所で入国後講習や介護講習に励む、4名のインドネシア介護技能実習生の皆さんにお会いしてきました。
インドネシアから来た皆さんが、今感じていること、未来への想いを語ってくれましたのでご紹介いたします。
<ユニタさん>
中部ジャワ、マゲランから日本に来たユニタさんは19歳。
日本に来る前は、世界遺産としても有名なボロブドゥール遺跡の近くにご両親と弟さんと家族4人で暮らしていたそうです。
「お母さんは背が高くとても綺麗な人で、私の自慢です。
お父さんはマレーシアで船に乗る仕事をしていて、いつも家族のためにお仕事を頑張ってくれています。」とユニタさん。
ご両親のことを誇らしげに話してくれるユニタさんから、家族の絆の強さが伝わってきます。
- 日本で約一か月間に及ぶ研修所での生活。さぞ大変なことも多いのでは?
研修所の生活は楽しいです。
タイ、ミャンマー、ベトナムから来た皆さんと一緒に生活をしているので、色々な国の方と知り合うことができました。
言葉が通じない時はジェスチャーでコミュニケーションを取っているので困ることはありません。
介護の専門用語は難しくてとても大変だけど、毎日勉強も頑張っています。
日本に来る前は入国後講習がどんなものか分からず不安でしたが、実際には多くのことを学べるので嬉しいです。
もうすぐ実習が始まるので緊張していますが、楽しみでもあります。
<移動介助の実習の様子>
- 休日にやってみたいことは?
東京に行ってみたいです。
ディズニーランドに行ったり富士山を見たりしてみたい。
日本で食べてみたいものは、うどんにラーメン、あとはお餅かな。
先日、介護講師の柴田先生に「きなこ餅」を食べさせてもらって、とても美味しかったです。
インドネシアにもお餅はありますが、日本のものとは少し違っているので、日本で色々なお餅を食べ比べてみたいです(笑)
- これからの目標を聞かせてください
N3を取得したいと思っているので、ずっと日本語の勉強は続けたいです。
介護福祉士になりたいです。
たくさん仕事をして、いずれインドネシアに帰ったら大学にも通いたいです。
- 最後に、これから日本で学ぼうとしている皆さんにアドバイスをお願いします
日本に行きたいと思ったら、たくさん勉強してください。
そして決して諦めないでください。
私も日本語学校に入ったばかりの頃は、日本語の勉強が難しくて大変だったけど、将来のため、家族のため、生活のために頑張り続けることが出来ました。
皆さんも目標に向かって諦めずに頑張ってください。
インタビューを通じて、ユニタさんの明るい笑顔と前向きな姿勢、日本での生活のリアルな一面が伝わってきました。
これからのユニタさんの活躍を見守っていきたいですね。
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